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2年次3学期 科目感想

2年次も折り返しを過ぎた。
3学期の授業が始まった頃は、まだ夏の暑さが少し残っていたのに、単位認定試験を終えた時には冬の寒さを感じ始めるくらいになった。

3学期が始まった1週間後に応用情報技術者試験があった。
試験は10月だったのだが、これを書いている現時点で合格発表はまだされていない。大学の方では授業も試験も済んで、成績発表までされているのに。

…さて、今回もそれぞれの科目の感想を記録する。
  1. ▼科目感想
    1. 生活の化学
    2. 日本語文章論
    3. つながりの社会学
    4. 経済社会学A
    5. 情報マネジメント概論A
    6. ゲーム理論
    7. 金融論
    8. 実践プログラミングⅠ
    9. システム総論Ⅰ
    10. インターネット技術Ⅰ
  2. ▼全体感想

▼科目感想

生活の化学

私たちの身の回りによくあるものの物質について学ぶ。高校で化学をやっていた人ならそこまで難しく感じないだろうと思う。私は高校時代に化学をやっていたので「そういえばこういうのやったな」と感じる部分が結構あった。私は理系科目だと化学は苦手傾向にあったので不安だったが、小テストを攻略出来れば単位認定試験もそこまで不安になることはないだろうと思う。

日本語文章論

社会に出てから、日本語の文法について詳しく学ぶことは、独学しなければそうそうない。言葉として話すにせよ文章として書くにせよ、日本語を少しでも上手く使いこなすために私は履修した。歴史も交えた内容であり、単に文法のみの説明で終わらない。日本語は奥が深いと改めて痛感した。先生の話すリズムや言葉の選び方が細部にわたって工夫されているのが伝わってくる。

つながりの社会学

「つながり」というものについて多角的視点から捉えた科目。「つながり」と言っても多くの視点から捉えることができるが、社会学という分野もかなり幅広いということが授業を通してわかる。大量の活字が苦手傾向な私だが、資料は図が多めに出てくるので直感的に理解しやすい。2学期の時に履修した『メディア論』と、今学期一緒に履修した『経済社会学A』とも関連があるように感じた。

経済社会学A

「社会」という、ある意味難解なジャンルで、先人の様々な議論や研究によって提唱されてきた理論を学ぶ。授業を聞いていて思ったのは、理数科目のような「その気になれば解を得られることが多い問題」ではないので問題が複雑になっていきやすいということ。個人的には濃密な内容だと思う。ちなみに小テストも単位認定試験も大量の活字で大変だった。(私が活字苦手なだけ)

情報マネジメント概論A

学部の名前をそのまま使う科目っていったいどんな内容なのかと思いながら授業を聞いた。今まで履修した科目にも登場した内容がちらほら出てくる。「情報マネジメント学部の人間には前提知識・感覚として持っておいてほしいもの」という大学からのメッセージが裏にあるような気がした。人間福祉学部の人にもぜひおすすめしたい科目である。

ゲーム理論

私自身は、基本情報技術者や応用情報技術者でゲーム理論を使った問題を通して、どんな分野か少しだけ知っていた。身近な例だと、会社での意思決定に応用しやすい分野だと思う。だがシラバスにもある通り、このゲーム理論は経営や経済分野だけではなく、生物学や心理学にも利用されているとある。こういった科目は教養科目としてカテゴライズしてもいいのではないだろうかと思った。ちなみに単位認定試験で苦戦した感想をX(旧Twitter)で結構見かけた。

金融論

その名の通り、金融市場について経済学の分野も交えながら学ぶ科目である。金融に関わる仕事をしている人なら耳がタコになるほど聞いた用語が多いだろうと思う。『基礎ミクロ経済学』『基礎マクロ経済学』とは関わりも深い分野なので、この2つを先に履修してからこの科目を取ったほうが内容は理解しやすいと思う。

実践プログラミングⅠ

シラバスにもあるが、Pythonを学ぶ科目である。『初級プログラミングⅠ・Ⅱ』『プログラミング演習Ⅰ・Ⅱ』でずっとJavaに慣れていたせいもあるのだろうが、JavaとPythonならJavaのほうが好きだなと正直思った。授業はPythonの開発環境を構築するところから始めてくれるのでとてもありがたかった。この授業は課題提出はないのだが、課題を課してもいいのではないかなと私は思っている。

システム総論Ⅰ

総論三兄弟と言われている3科目のうちの1科目。あとの2科目は1・2学期で履修済みだ。基本情報技術者や応用情報技術者の勉強をしていたらおなじみの用語たちのオンパレードである。「システム」と一口に言っても、色んな面がある。資料は他の総論2科目と同じように少なめなので、わからないことは自分で調べて知識を補完する方がいいだろう。

インターネット技術Ⅰ

インターネットにおける通信の仕組みについて学ぶ。通信の仕組みは目に見える部分が少ない。なので文章だけだと想像しにくいのだが、資料は図が多めに出てくるので分かりやすい。『システム総論Ⅰ』と被る内容もあるので、これらは一緒に履修してもいいのかもしれない。小テストと単位認定試験は問題の雰囲気が違うので、単位認定試験では少々戸惑うかもしれないが、冷静に考えれば解ける。

▼全体感想

今回は『プログラミング演習』のような課題提出が必要な科目がなかったので、気持ちに余裕をもって受講できたと思う。

4学期の履修登録も済ませたので、あとは授業配信を待つだけだ。
授業配信は12/22(金)の正午からだが、その前日の12/21(木)は応用情報技術者の合格発表がある。今回で合格すれば、自分への少し早いクリスマスプレゼントになる。
もし受かっていたら、情報処理安全確保支援士の試験を来春で受けたい。

4学期の授業配信期間は完全に年末年始も被るので、きちんと計画を立てて授業を進めていかなければ。
2年次が終わりに近づいている。3年次は、今年よりも学期あたりの履修単位数を減らす予定でいるので、今くらいのキツさももう少しで終わりそうだ。